HSPの人生に安らぎを

子供の頃から、どうにかちゃんとした人になりたくて空気を読みつつ生きてきたら鬱病になりました。夫も鬱病で退職し私一人の時間が激減。私のSOSは夫には届かず息が詰まる生活を強いられている54歳の秋、何かに導かれるようにHSPを知りました。長い間自分の頭がおかしいと思っていたので少し救われたような気がしましたが、それを知ったところで状況は何も変わりません。どういうことが辛くて苦しいのかを記録することで吐き出し、どうしたら楽になるのかを考えていきたいと思います。

とりあえず直感を信じろ!

勉強が嫌い、運動もパッとしない、ハキハキ話せない、という劣等感から注目されたくないという気持ちが生まれました。
私と反対の、勉強ができる子、運動が得意な子、積極的な子たちは、みんなキラキラしていて眩しい存在でした。

ほんの一時期でしたが、いつも一緒にいたAちゃんとBちゃんに、Iさんという子を加えた4人で遊んでいたことがありました。
Iさんはバレエを習っていました。
私もやりたいなぁと思いましたが、ピアノをやらせてもらっているので我慢しました。
多分やらせてもらったとしても続かなかったと思います。
あとあと知りましたが体型維持かなり厳しいらしいですからね。

そういえば、そろばん教室に行ったこともありました。
AちゃんとBちゃんが通ってたからwww
私が続けられるわけありませんよね、学校が終わってからも勉強するなんて。
数ヶ月でやめましたw

Iさんにはトウシューズを貸してもらったり、振り付けをしてもらい放課後の使ってない教室で踊って遊んでいました。
ある日、Iさんの家に遊びに行きました。
お父さんもお母さんも出かけていたので家の中に入れてくれたのだと思います。
他人の家は珍しいので躊躇なく入りました。
何をして遊んだのか記憶にはないですが、Iさんが「ねぇねぇ、これ見て」とマンガ本を持ってきました、いわゆる成人向けマンガですね。
確かお酒もすすめられたような記憶があります。
私は直感的にIさん宅をあとにしました。

まだ幼稚園か低学年の頃、何人かの友達と遊んでいる時に私ひとり少しの間だけはぐれてしまったことがありました。
何分間もひとりでいたわけではなく「あれ?みんなどこ行った?」キョロキョロ………くらいの時間だったと思います。
すると、どこからか現れた見知らぬ男性に「お友達こっちにいるよ」と言われついて行くと、多分その男性宅の玄関前でした。
私は直感的に走って逃げました。
友達は別の場所にいました。

それからもう少し大きくなってからですが、Aちゃん、Bちゃんと私の妹も一緒にグランドの土手に遊びに行きました。
少し離れた所に見知らぬおじさんが座っていました。
次に確認した時はおじさんが近づいてきていてAちゃんと話しをしていたので、Aちゃんの知り合いかと思いましたが私は傍に行きませんでした。
また次に確認した時にはおじさんはいなくなっていました。
そして妹の姿も見えません。
急いで探しに行くと土手横の林の入り口あたりに、妹を後ろから抱くようにして林の方に連れて行こうとしているおじさんと、私の方に両手を伸ばして泣き叫んでいる妹が見えました。
妹の名前を呼びながらそちらへ走っていくと、おじさんは妹から手を離して林の中に入って行きました。
当時、私より人見知りが激しかった妹にどうやって近づいたのか…………下半身を見せてきたそうです。
もちろんAちゃんの知り合いではありませんでした。
「直感が働いた」と今なら思えますが、子供の頃には「ただその場から離れる」という本能的なものだったと思います。
せめて妹も一緒に離れれば怖い思いをさせずに済んだのですが。

元に戻りますが、キラキラのバレリーナIさんにも直感が働いたのは何だったのか。
今更考えても答えは出ませんが「人はキラキラな部分ばかりじゃないんだよ」と当時の私に教えてあげたいです。
ま、聞かないでしょうけどねw

Iさんのことで、もうひとつ思い出しました。
Iさんと遊んでいる時、私が何気なく「ウチの朝ごはん、姉弟だけで食パン焼いて食べてから学校に行くんよ。ママは寝とるけね」と話したらしいんです。
それをIさんが自分のお母さんに話して、Iさんのお母さんが私の母に「ウチの子が花実ちゃんから聞いたんだけど~w」みたいに言ってきたそうです。
よっぽど上から言われたのか、本当のことだから恥ずかしかったのか「あんた!Iさんに、ママが朝起きんけ子供だけで朝ごはん食べるち言うたんだって?!」と、しこたま怒られました。

┐(´д`)┌ヤレヤレ
私、ホントに怒られてばっかりでしたね。