HSPの人生に安らぎを

子供の頃から、どうにかちゃんとした人になりたくて空気を読みつつ生きてきたら鬱病になりました。夫も鬱病で退職し私一人の時間が激減。私のSOSは夫には届かず息が詰まる生活を強いられている54歳の秋、何かに導かれるようにHSPを知りました。長い間自分の頭がおかしいと思っていたので少し救われたような気がしましたが、それを知ったところで状況は何も変わりません。どういうことが辛くて苦しいのかを記録することで吐き出し、どうしたら楽になるのかを考えていきたいと思います。

水鏡との会話

年末の投稿から1ヶ月以上経過してしまいました。
私の後ろ向きの性格からか、ろくでもない思い出しかないので、それを文章にするのが苦痛で………www
これなんですね、このドロドロした物を吐き出さないと。
キャパは変わらないんだから、要らないものは処分しなきゃねぇ。

?「その手に後生大事に握ってるモノは何ですか?」
私「あ、これは今までのイヤな思い出です。馬鹿なことばかりで恥ずかしいので隠してるんです」
?「なるほど。でもそんなにずっと握りしめてなくても………」
私「自分で見るのもイヤなんです。でも無かったことにはできないし、そこらへんに置いておくのも心配だし困ってます」
?「何が心配なんですか?」
私「誰かに見られて変な人だと思われないでしょうか?私、みんなみたいに普通の人になりたいんです」
?「普通?普通ってどういうことですか?」
私「普通は普通ですよ。変な人だ、困った人だと思われたくないんです」
?「あなたは誰かを困らせてないのですか?」
私「若い頃は困らせたことがあります。それがイヤな思い出なんです、恥ずかしい過去です」
?「今は?」
私「今は無いと思います、気を使ってますから。逆に困ってますよ、私の方が」
?「周りに変な人がいるんですか?」
私「いるんです。本当に困ってます」
?「そんなに困るなら付き合わなければいいのに」
私「それはできませんよ、家族(母&夫)ですから」
?「家族のことは全部あなたが引き受けないといけないわけではないでしょう?」
私「そうなんですか?」
?「そうですよ。それをやっていたら、あなたがやりたいことができなくなりますよ」
私「そうなんです!私がやりたいことは後回しです。イライラします」
?「あなたがやりたいことって何ですか?」
私「綺麗なものに囲まれて、毎日穏やかに暮らすことです」
?「今はいつもイライラしてて、真逆ですね」
私「はい。本当に困ってるんです!」
?「やりたいこと、やった方がいいですよ」
私「でも………」
?「あなたも、あなたがやりたいことをやって家族を困らせてやればいい」
私「家族が困るほどのことをやりたいわけじゃないんですけどね。綺麗なものに囲まれて暮らしたいけど、たくさんのお金が必要で借金しなきゃいけないわけではないし」
?「常識的な範囲で、ですよね」
私「もちろんそうです。でもそれができないって、どういうこと?ってイライラするんです」
?「じゃあ、やるべきだ!」
私「いいのかなぁ?家族には協力してほしいって言い続けたけど何もやってくれないんですよ。だからイヤなんだと思います。やりたくないんだと思います」
?「家族の気持ちは無視して、あなたがやりたいことをやればいいんですよ。家族がイヤだと思っても、あなただって家族にイヤな思いをさせられてるわけだし、お互い様ですよ」
私「相手がイヤだとわかってるのにやるなんて、なんだか意地悪をするみたいな気持ちになります」
?「あなたは家族に意地悪をされていると思っているんですか?」
私「あまりに思いどおりにならないので、そんな気がする時もあります」
?「多分それ意地悪じゃないんでしょうけど、意地悪だとしてもいいんですよ。あなたが常識外れなことをするはずがないんだから」
私「当然ですよ!私は普通の人になりたいんですからね」
?「そう。あなたは、あなたがやりたいことをやっていいんです。あなたの考えていることは常識の範囲内だから」
私「良かったー!周りに変な人がいると、逆に私の方が変な人なのかなぁ?と不安になるんです」
?「あなたは変な人だと思われることを随分と後悔して隠してきたんですね」
私「はい、それはもう!」
?「もう充分後悔したのだから、もう手放しても大丈夫ですね」
私「ええっ!それはちょっと………!」
?「今更あなたを責める人はいませんよ。いるとしたらあなた自身だけです」
私「そうでしょうか………」
?「あなたの思い出に興味がある人は、あなたしかいません」
私「確かにwww」
?「その手に握りしめている不要なモノを他の場所に置かないと、今ほしいモノを掴めないじゃないですか」
私「確かに確かに!」
?「ここに置いておくといいですよ。思い出すのは辛いでしょうが文章にすると客観的に考えられるし、気持ちの整理ができます」
私「わかりました。それで『クヨクヨ考えるのはもうお終い!』ということになりますもんね」

?さんのおかげで心は決まりました。
まぁね………急ぐ必要もないので、ゆっくりやりますわ。